友達のバイト先の『彼』と知り合って2カ月がたった。
彼が私の指輪を持って帰ってから、店には2回行ったきりだった。 相変わらず、私の指輪は彼の小指にあった。 その日はクリスマス・イヴだった。 仲の良い女友達数名で遊びに行くつもりだったが、彼氏のいないクラスの子達も集まり、結局十数名でのパーティーになってしまった。 終電までには帰る予定だったが、その後親友たちと3人で『彼』のお店に行った。この時点で、朝までコースになった。 彼の店で軽く飲んで、店が終わる頃『みんなで飲もう』と言う話になった。 もちろん、『彼』もいた。 さすがに『3次会』状態の私は、朝の4時になる頃には、けらけら笑う酔っ払いになっていた。 けらけら笑う酔っ払いも通り越す頃には、ただただ眠たいだけ。。。 酒豪の女友達には到底付いて行ける筈もなく。。。 彼の膝枕に倒れこんでしまった。 眠りに落ちる寸前に、 彼は私にキスをした。。。 テーブルより下にいる私に、体をかがめて。 起き上がる気力も無い私に聞こえてきたのは、 『○○(私)は、そういうの一番嫌がるよ!!』 という、親友の怒ったような言葉だけだった。 そのまま私は眠りについた。 続きはまた次回。。。 #
by classicmoon
| 2004-07-23 01:29
| 恋愛
パソコンを開くのも、ブログを書くのも久しぶりになってしまいました。
なぜなら・・・、かな~り落ちていたから。 最近人間関係ですごく苦しい思いをしていて。 友達なら『好き・嫌い』『合う・合わない』で付き合ったり止めたりできるけど・・・、 それが仕事が絡むとそうもいかなくなる。 特に女性がいっぱい集まると・・・。 世の中いろ~んな人がいるもので、騒ぎを大きくするヒトとか自分の保身を図るヒト、上の言うことに右向け右のヒト。。。 まぁ、皆自分が一番かわいいんだからしょうがない。 上がいて下もいる、中間管理職は一番辛いよね。 わりと『正義のヒト』な私は、一貫してない事がすごく嫌い。 ただ黙っているのも嫌い。 だから必然的に上手くいかない。。。 『合わないかも・・・。』と思う所にいつまで居るべきなのだろう。 ちょっと特殊な仕事の為、ここで『辞める』と言ったら二度とこの仕事には就けなくなってしまう。もちろん、ここまで頑張ってきたのもこの仕事が好きだから。。。 こんなに落ちてて、久しぶりに誰かに聞いてもらいたいと思った時に・・・。友達からTEL。 『離婚しようかと思って・・・。』 『・・・・。』 夜中まで電話。そして、休みの昼間にも彼女から電話。。。 ぐったりして眠りについた私に、今度は違う友達から電話。 彼女は泣いていた。彼氏と別れたのだと。。 もちろんほっておけるわけもなく、家に呼んで朝まで飲み会。。。 ・・・自分の事は誰にも話せなくなってしまった。 彼女達が助けを求めてくる事はそうそうない。 だからこそ、何が合っても、何かしてあげたい。 ただ、なぜよりによって『今』なのか・・・。 神様を恨みます。。。 じゃあ、彼氏に!と思っても、なぜかケンカ。←しかも私が一方的に。 たぶんこんな時だから、色んな事が目に付くのね。 ちょーーっと、頭イイコイイコしてくれるだけでよかったのに。 ぐぅぐぅ寝てる姿にむしょーーに腹が立ってさぁ。 彼が私の異変に気づいた時には、もう、『そばにいて欲しい』って気持ちも吹き飛んでしまったね!言ってからそうしてもらっても、ちっとも嬉しくないでしょ? 自分に余裕がないのは一番辛い。 この先どうしたいかは、今も模索中。 でもこんな中でも、苦楽を共にできる友達がいる。 彼女は仕事の上でも大事なパートナー。 同じ職場の同じ中間管理職。 この場を借りて、彼女にありがとうを。。。 そしてこれからもよろしくお願いします (^-^)/ #
by classicmoon
| 2004-07-22 01:40
一生のうちに『運命のヒト』と思える相手にいったい何回出会えるだろう。
『たった一人だから、運命のヒトなんじゃないの?』 と考える人もいると思う。 でも私は、運命は自分で切り開いていくものだと思う。 だから、運命が変わるように・・・その時々で『運命のヒト』と呼べる相手にも出会うのだと思う。 初めて私が『運命のヒト』と思えた相手のお話。。。 それは19歳の頃だった。 その頃の私は短大生1年生。 サークル活動があったり、合コンがあったり。。 決して『出会い』に不自由はしていなかったと思う。 でも、特定の彼氏はいなかった。 サークルの中に一人、気になる先輩がいた。 その先輩は4年生で、ちょっと福山似のカッコイイ人だった。 先輩は『あんちゃん』と呼ばれていた。 ↑注・『ひとつ屋根の下』の福山だから『ちい兄ちゃん』のはず。。 だが、4年生だから『あんちゃん』。決して江口似だからではありません。 1年生の私たちから見ると4年生はとても大人に見えたし、4年生の彼から見たらきっと私は『妹』のような存在だったろうと思う。 でもなぜか、『あんちゃんの○○(私)ちゃん』と言われていた私。 かといって、どうこうしたいとか付き合いたいとかそういう気持ちは全く無く、むしろそう言われているだけで満足だった。。。 そんな時、友達がバイトしている店で『彼』に出会った。 彼は大学2年生、私の2つ上だった。 決して『カッコイイ』とは言えない、けど、ノリのいい人だった。 友達がバイト中の『彼』に私を紹介する。私も愛想良く挨拶をする。彼はなれなれしく、すぐに私を『ちゃん付け』で呼んだ。 2度目にその店に行った時、彼は私の指輪を『かわいい』と言い、自分の小指にはめて持って行ってしまった。 私の指輪をしたままバイトを続ける彼に対して、正直快くはなかったし、てっきり返してくれるものだと思っていた。 ところが返ってくるどころか、『ちょーだい。』と言われた。 その指輪はどう考えても男の人がするようなタイプの物ではなく、一目で女の子の物と分かってしまうような、華奢なゴールドの指輪だった。 そこでようやくその『意味』の分かった私は、 『じゃあ、この指に合う指輪をくれたらね。』 と、言った。・・・左手の薬指を指差して。 その時の私は軽く返したつもりだった。 飲んでる席での軽い掛け合い。。。 そんな軽い冗談のつもりだった。。。 続きは、次回に。。。 #
by classicmoon
| 2004-07-14 02:08
| 恋愛
昨日は七夕だった。。。(もうおとといか。)
忘れていたワケではないけど、仕事が忙しいせいか 『どうしても会いたい』という気持ちがなかった。 まぁ、付き合いも長くなればそうなってくるのかなぁ・・・。 たぶん『きっとまた来年、彼との七夕は来る』と思うようになったせいか。。 そういえば!・・・と思い出した。 そうじゃなかった頃のお話。。。 その頃の彼はバーテンダーをしていた。 会うのはいつも彼の仕事が終わった後・・・。 深夜2時、3時或いはもう夜が明けているなんてこともしばしばあった。 彼は朝の7時30分までに家に帰らなければいけない。 なぜなら、それが彼と奥さんとの約束だったから・・・。 そう、彼は既婚者だった。 休日はもちろん会えない。 朝、彼が家に帰るまで。。そのわずかな時間だけが2人の全てだった。 でも、2人にとっての『特別な日』は必ず会えた。 誕生日も記念日もクリスマスもバレンタインも、 そして七夕も。。。 例えほんの数時間でも、何にも変えられない大切な時間だった。 そんな彼との付き合いも2年続いていた。 7月に入る頃、彼が勤めていたお店を変わるという事で彼に1ヶ月の休暇ができた。 思ってもみなかった突然の休暇。。。 それは私にとって、『彼と会えない』という事を意味していた。 『夜の仕事で、お客さんが店に残っていたりすると片付けで帰るのが遅くなる。だから、朝(奥さんが)起きるまでには帰ってくるよ。』 ・・・それが彼と奥さんの約束だったから、仕事のない彼が出かける理由がなかった。 今まで夕方彼が仕事にさえ入ってしまえば好きなだけできた電話さえできない。 私からの連絡手段は途絶えてしまった。 ただ、彼からの連絡を待つ日々。 1日連絡がないだけで、彼と奥さんの生活を想像して胸が苦しくなってしまう。 そうして、7月7日を迎えてしまった。 今までは必ず会えていた七夕。 彼は覚えててくれるのだろうか。。。 『きっと連絡をくれる!』 そう思って、何をしてても携帯が離せなかった。 日も暮れる頃、彼からの電話。 『心配かけてごめんね。今日七夕だよね?絶対会いに行くから。絶対行くから待っててね。』 そう言った彼の言葉が嬉しくて、 『待ってる。』 とだけ言って電話を切った。 時間の約束も何もしていなかった。 でも、彼は来る。。。そう思っていた。 それから急いで支度をして。。。 彼がいつ来てもすぐ出て行けるように。。 でも。。。 それから数時間たっても、彼からの連絡は無かった。 そして0時をまわり、7月8日になった。 ・・・どうしていいのかわからなかった。 彼の携帯はもちろん留守電で、それは私に『彼は今、家に居る。』と告げていた。 きれいに身支度を整えた自分の姿が惨めに思えた。 時計は既に2時をまわっていた。。。 『~~♪』その時携帯がなった。 そのメロディは彼のためだけにセットされたものだった。 『今近くに来てる。出て来れる?』 慌てて家を飛び出した。 彼は『ちょっとバイクで走ってくる。』と奥さんに告げて出て来たと言った。『ゆっくりはできないけど・・・』と。 それでも私は満足だった。 『0時過ぎちゃったけど・・・まだ七夕間に合う?』 と、彼はちょっと辛そうに私に聞いた。 私はニッコリ笑って頷いた。 笑ってないと涙が出てしまいそうだったから。。。 彼は私の頬に触れながら、 『どうしても、顔だけでも見たかったから。』 と言った。 私と同じ気持ちでいてくれたことが嬉しかった。 もう何も言葉はいらないと思った。 私たちは何度も何度もキスをした。。。 帰る彼の背中は決して見送らないと、いつも心に決めていた。 だから今日も私から歩き出した。 背中で、彼のバイクが遠ざかる音を聞いていた。。 家に帰って、化粧を落とそうと洗面台の前に立った。 鏡の中には、さっきまでの『惨めな女』はいなかった。 ちょっとだけ幸福そうな私がいた。。。 #
by classicmoon
| 2004-07-09 02:21
| 恋愛
次に書くヒト・・・。
どうしよう。。 ここから、枝分かれしてたり(^-^;あるいは超大作になってしまうかも。。。 それを書き出したら、長そうだし。。。 その前に、書きたいことあったな~。 そうそう、今まで生きてきた中で 『あんなに相性のいいヒトはいない!』 と、今でも思えるヒト。。。 明日は、その人の事を書きま~す♡ #
by classicmoon
| 2004-07-08 02:11
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